ーカタロニアカップ4日目月曜日ー
大会の次の日の月曜日。この日はおまけのような練習日。これもまた日本にはない習慣ですね。
ヨーロッパでも今日は平日なんですが、昨日までとほぼ同じ人数がいる気がします。
数百キロ、数千キロ移動し、ここまでたどり着いた選手もいるので、せっかくならもう一日やりたい!っということで開催されるようになったそう。
平日にもかかわらずここまで大半の人が残れるというのは、日本とヨーロッパの労働環境の違いが感じられる部分かもしれません。
ボーナス練習日、走行開始
班分けは土曜日の練習時とほぼほぼ同じ編成でした。
またタイムスケジュールも同様で、午前2回、午後4回走行できました。
土曜の練習時、そして大会で使わせてもらったCBR125Rも良かったのですが、今日は他の選手のバイクを借りて楽しむと決めていました!
まずは、ロルフさんのDRZに乗せてもらい…
Ondreさんの黒いCBR600RRに乗せてもらったり、
SSBのお客様で、スイスからお越しのAndreさんのホーネット600にも乗せてもらったり、
(色がマッチングしていい感じ)
リアディスクがフロントよりでかいうえ、さらに魔改造されたTeam NL の Janさんの CBR600F3 にも乗せてもらいました。(スタンドの位置にもご注目いただきたい。。)
ここまで来るともうアートで。リアブレーキはとにかくよく効きました。
走行動画もあるので、是非↓
MarieさんのGSXR1000にも乗せてもらいました。
いやあ、乗りやすかったなー。SSBも装着されているし、安心です。
練習終了&記念撮影
そして走行時間いっぱいに遊んだ後は、4日間一緒に過ごした仲間と記念撮影を。
CBR125Rをお借りした Rolf Circus さんと↓
チェコのJanさんと↓
片付け
いよいよ片付けの時間です。
帰りのバイクの収納方法も欧州ならではでした。
大きな白いワンボックスカーの後ろに、荷台がつながっていて…
x3回で、
乗り切りました。。
3台乗せてSSBでタイダウンし、リアタイヤもタイダウンしたらこれでOK!
ちなみに、前の白のワンボックスにももう一台入ってます。(^^;
一台の車で4台のバイクを移動します。
このままスペインを出て、フランス、ベルギー等を横断してオランダのアムステルダム方面まで行くのだとか。
ざっと1500㎞ の道のり。日本で言うと、およそ青森から下関までの距離です。
尊敬しか感じません…‼
片付けが終わったらもう終了です。
…と思いきや、最後の最後、みんなでまたレストランで夕食を食べました!
最後の晩餐
4日間、毎日ランチ&夕食を共にするというのは、とても新鮮でした!
英語が話せる同士ならスムーズに会話ができますが、英語が通じない人もちらほら。
ただ、話す言葉や普段生活している環境が違えど、バイクやジムカーナへの想いは共通!
言語が通じても通じなくても、食事を共にしながら意思疎通をとると、心が通じる感覚がありました。
「同じ釜の飯を食う」ってやつですかね。
食事の時間は選手同士で、自然と仲間意識が育った時間でした!
私はこのままホテルにもう一泊して、翌日バルセロナから飛行機でオスロに帰ります。
チームオランダのみんなも、今晩一泊してからオランダに向けては朝出発するそう。(火曜日も仕事はお休みですね。)
改めて、今回お世話になったTeam NL のみなさん、
本当にありがとうございました!(みんな背が高い。。)
感想
初めての欧州大会参加でしたが、とてもいい経験になった大会でした。
ヨーロッパの大会は日本のものと違うところも多いのですが、これも立派なジムカーナの形であると感じました。
ヨーロッパ各国からの多種多様な選手たちとの交流で、良い刺激をたくさん受けた4日間でした。
そして、とにかく楽しかったです!!
いつかは自分のバイクでも参加したいですね。
日本から船で送れるかな?
帰り際「本当は日本人の選手にももっと参加して貰いたいんだけどね。。」と主催者。
そうですね、いつの日か気軽に双方が参加できる形が整えば本当に楽しくなりそう。(^^
将来何らかの形でモトジムカーナ世界大会でも開催されれば本当に最高ですよね。
そのような事を夢見ながら帰路に就きました。
Jan
最後までお読みいただきありがとうございました。