モタードのマシンでジムカーナする場合
余裕のある足廻りと軽量な車体、瞬発力のあるエンジンで
普通に乗ってもそこそこに速く走れてしまうのですが。
長い足は、速いサススピード「速い切り返しをする」が要求されるジムカーナに
おいては、その長い足は邪魔物になっていきます。
ではそれを超えてもっと速く走る為には何が必要になるのでしょうか?
一つはセッティング!
ストロークをつめて、動きの少ない足廻りにして、ロードバイクのように
変えて行きます。
それはモタ足のネックな所を排除してジムカーナに特化させるセッティングですね。
短く硬くなった足は運動性能の向上で素早い切り返しとタイヤへの荷重の乗りの
速さを達成して速く走れるマシンへと進化させています。
それはライダーの仕事量を減らす事でもあり、少なくなった分速く走る事に
エネルギーを使えると言う事にもなります! しかし
その反面タイヤへの負担は大きくなり、路面状況からの影響も大きくなり
場合によっては限界値を下げてしまう可能性を含めています。
もう一つは俺の求めている方法。
当然セッティングは重要な要素になるのですが
大きく動いて、余裕のある足廻りを利用して、ライディングで速さを
追い求める方法。
簡単に言えば大きなストロークと長い足からくるライダーの移動距離に負けずに
常にサスの真上にライダーが居続けてタイヤへの荷重コントロールをすると言うものです。
実はこのライディングはZRX1100などビックバイクの時から追い求めてきたものなんです!
だから俺にとってのモタードマシンは、その動きの多さから
究極にライディングを追い求められるマシンであった訳です。
きっとこれが自分の物になれば、ビックバイクのライディングも劇的に変化していくだろうな〜
と思ってます。
http://zrx-drz.at.webry.info/200803/article_4.html