①カタロニアカップ 1日目 in スペイン 2023 前日 金曜日 モトジムカーナ

こんにちは。いつもご覧いただきありがとうございます。
SSBファクトリーの海外営業を担当しているJanと申します!

今回は、ヨーロッパ大会に初参加することが出来たので、備忘録としてその様子を綴っていきます。

 

ヨーロッパ大会初参戦!

少しだけ自己紹介をすると、私は普段ノルウェーに住んでいて、
日本に一時帰国する際にしかモトジムカーナをやってきませんでした。

ノルウェーは年の半分以上が冬なので、バイクは所持すらしておらず。

しかしかねてからヨーロッパ大会には興味があり、運営方法や選手の空気感など日本とヨーロッパで違いがあるのかなど実際に現地へ行き、感じてみたいと思っていました。

そして今回、色々な巡り合わせがあり、スペインのカタロニアカップ(Catalunya Cup) という大会に参加することになりました。

 

カタロニアカップの概要

2023年3月4日(金)会場入り&夕食会

2023年3月5日(土)練習

2023年3月6日(日)カタロニアカップ大会当日

2023年3月7日(月)ボーナス練習会(!)

会場:アルカラス(Alcarras)レース場(バルセロナから車で2時間ほど)

 

日本の大会と違い、ヨーロッパ各国から長時間かけて参加する選手の多いカタロニアカップでは、金曜に現地入り&みんなで夕食、土曜に1日練習する時間があり、日曜が本番です。

面白いことに、大会の翌日も、練習!!これは最初驚きましたが、どうやら「せっかく長距離移動して参加したから、もう少し走りたい!」という選手からの声が多く、大会翌日にも会場を使えるようにしてくれているとのことでした。

1日目:バルセロナへ

私が住んでいるノルウェーのオスロから、
飛行機で3時間という距離のバルセロナ。

今回使う競技車両は現地選手から借りることになっているため、スーツケースにメットやブーツ、防具や革パンなどの装備をいれて出発。ジムカーナ大会に参加するというのに、車両が手元にないので、大きなスーツケース一つあるとはいえ、感覚としてはほぼ手ぶらのような感じでした。

3月初旬のこの日。バルセロナの昼間の最高気温は18度。今朝出発したオスロは 3度だったので、随分と暖かかく感じます。

会場は、ここから車で2時間弱の場所にあるアルカラス(Alcarras)レース場。
空港からはレンタカーでの移動。

今回は、日本と繋がりが深いチームオランダ(Team NL)のメンバーと行動を共にすることになっています。(Team NLのHP

去年2022年JAPAN大会にも参加し、見事シード入りしたたマーティン(Martjin)マリー(Marie) を含む他2人のオランダメンバーです。ご存じの方も多いかもしれませんね!

オランダはスペインとは陸続きなため、競技車両4台はワンボックス+トレーラーで運び、車に乗り切らないメンバーは飛行機で移動することになっているとのことでした。
運転組と飛行機組で分かれますが、運転だけでも片道15時間はかかるらしいので、飛行機が幾分か楽そうです。

会場入り

チームオランダの仲間たちとカタロニアの西側にあるアルカラスレース場へ向かいます。
バルセロナ空港からは予定通りの2時間の道のりでした。
どこまでも続く壮大なスペイン農園の景色をひたすらくぐり抜け、一段と丘の上にあるアルカラスレース場にたどり着きます。

会場には、図太い音の競技二輪車がそばを駆け抜けている音が響いていました。

今回のジムカーナ会場は、ストレート脇のミニコースなのです。筑波サーキットに似た立地関係ですね。

私たちは夕方17時ごろに到着したのですが、会場にはちらほら他の選手も先に到着していました。日本のようなワンボックスカーの中にバイクを収容している人もいれば。キャンピングカー、トラック、リアカーも多く使われています。

会場で飛び交うのは、ヨーロッパ各国の挨拶!この時、ヨーロッパにジムカーナをやりに来たんだ。と言う実感が湧き上がりました。

皆がせっせと車からバイクを降ろしたり整備しているその姿は、まさに日本の光景と共通。

ガソリンと排気ガスの匂い。お馴染みの香り。心が落ち着きます。大会目前の緊張と興奮も、ひしひしと肌に感じました。

 

主催者ブースで到着の登録を終え、最初に向かったのは。今回バイクを借りるフランス人のパドック
バイクの車検はもうすでに終えていたようで、突起物チェックとブレーキ灯のチェックは済ませていました。

このフランス人(ロルフ)は、仕事でエクストリームバイクのショーをやっているそう。(興味がある方はこちらをどうぞ。)
ロルフは格別な笑顔で出迎えてくれました。

ロルフとは初対面でしたが、前もってSNSで交流が進んでいていたため話はスムーズに。
(私はフランス語が得意ではないため彼の奥さんが終始通訳をしてくれました。)

今回借りた車両はこちら!

CBR125R という小型車で、リアタイヤが110/70という細さだがしっかりとハイグリップタイヤを履いていて戦闘力は抜群。


アイドリング調整もできリモートキルスイッチも装着済みで明日から問題なく走れそうでした。
ちなみにロルフは、DRZ400に乗ります。

 

夕食会

初日の金曜日は準備だけで練習はなく、18時から参加選手全員での夕食会がありました。

場所は、レース場内のレストラン。長テーブル3台で自由に座る式の会場でした。

メニューはスペイン語で書かかれていたので、オランダチーム員に翻訳をしてもらいつつ注文。
前菜、メインコース、デザートを一つずつ選びました。サラダと魚料理とアイスでしたが、どれも美味しかったです!さすがスペイン。

食事が終わると外はもう暗くなっており、各々ホテルへ。

他の選手の中には、併設された4人部屋で宿泊する人や、テントやキャンピングカーで夜を過ごす人もいるとか。。。
3月とはいえ、アルカラスの夜は氷点下になることもあるようですが、そもそも何十時間とかけて参加してるだけあってとてもタフ。

私はチームオランダの仲間とともに、「Hotel Zenit Lleida」というホテルに宿泊。

コスパの良さからカタロニアカップ参加者は御用達のホテルのようで、フランス人やドイツ人なども同じホテルに宿泊してました。

私が宿泊した部屋にはヨーロッパでは珍しい湯舟があり、嬉しいボーナス。

ワクワクしながら、寝る前にイメトレをして、一日目終了。

 

二日目の練習会の様子に続きます!(クリックで次の記事に飛びます)

Jan

 

 

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